ホスト通いを正当化する心理

ホスト通いを正当化する心理 ホスト通いをやめる

ホスト通いをすると、高額な料金が発生します。金銭面でも生活が困窮し、精神的にも追いつめられるのではないでしょうか。

その関係を続けていても未来がないことが分ってきて、ホスト(担当)との関係を続けるのも苦しい、しかし関係をやめるのも辛い…、そんな現状ではないでしょうか。あっさり関係を断ち切れるなら、とっくにそうしているでしょう。

そんなホスト通いをやめたいと場合、どうしたらよいのでしょうか。

お金を使えば使うだけ、自分を正当化する心理が強化される

ホスト通いを止める際に、足かせとなるやっかいな心理があります。

それは高額なお金を使ったり、労力や時間を使ったりすると、相手にそれだけの価値があると思い込もうとする心理です。

価値があるからお金を使うのではなく、「お金を使ったから価値がある」と思い込む、自分の行動を正当化する心理です。価値に見合わないのにお金を使ったとなると、自分のなかで矛盾に生じて苦しくなるです。

それは大きな落とし穴があります。

その心理が働くと、担当が魅力的だからという気持ちが後付けされ、関係を継続してしまうことになりかねません。

お金(労力や時間も)を使えば使うだけ、その心理が強化されることを知っておいてください。そしてお金を使うことをストップしてください。

ホストと泥沼になる心理

担当との関係を終わらせることが頭によぎっても、元が取れていないことに苦しく感じるかもしれません(サンクコストと言われています)。

今までの行為が報われるまで、後に引き返しにくくなるの心理です。しかし、ホストは仕事ととしてお金儲けをする必要があり、継続すればするだけ泥沼になります。どんどん後に引けなくなってしまうのです(ときどき関係がもつれて事件になるのはそのためだと推測します)。

その関係を続けていても悪化するだけだと、うすうす感じていることでしょう。同時に自分のしてきた行動を正当化できないと苦しみが大きくなります。どうしたらよいのでしょうか。

損をしていても強制終了

私もギャンブルにのめり込んでいた時期があり、自分を正当化できない苦しみを味わいました。人は共通してこの心理があるように思います。どこかで折り合いをつけたいけど、それができないから苦しくなります。その状況になったら、いくら損をしていても断ち切るしかありません。

現状維持しても苦しい、関係を断ち切るの苦しい。どちらを選んでも苦しいのなら、未来ある選択として強制終了することだと思います。理不尽なことですが、損切りする勇気が必要なのです。

孤独感が辛い場合

ホスト(担当)と離れると、今まで心の中にあった存在がなくなり、孤独を感じるかもしれません。

その孤独感が怖くて、ズルズルと関係を続けている場合は、その孤独である心のスキマを別の何かで埋めていく必要があります。

ホストとつながりながら心のスキマを埋めようとしても、すでにホストで埋まっている領域に新しいものは入らないでしょう。そのため、先にホストと離れる必要があります。

まとめ

ホスト通いを止めようとすると、自分の中で正当化する心理が働いて、葛藤が起こるかもしれません。損切りすることは苦しいですが、ホスト通いを止めるには強制終了するしか選択肢がないように思います。

ホスト(担当)と離れたら、その空いたスキマに何をしたらよいのか、それはそれで不安になるかもしれません。 詳しくは、次の「ホスト通いをやめる2ステップ」をご覧ください。